足が冷たい/ 11月 8, 2015/ 未分類

自分が就職で家を離れている間に、両親が新築の家を建てた。数年前からたくさんの土地を見て回ったり、モデルルームに見学に行ったりしていたそうだ。家を建てる時期をお寺にも相談に行ったらしい。すべて両親が決めて、自分は場所や内装も何も口出しはしなかった。お金もお祝いとして少し出したくらいだった。

そして新しい家が完成した。とてもきれいでこじんまりとしているけど、両親が住むにはちょうどいい大きさだ。家具も母の希望で新しいものをいくつかそろえたようだ。でも自分にとってはやはり前に住んでいた社宅が実家であって、何となくさびしさを感じていた。

一人暮らしで数年過ごした後、少し体を壊して仕事をやめ、療養のために実家で過ごすことになった。一人暮らしは自由であったけど、やはり家族と一緒に住み生活するのはとても安心できた。前の社宅のように生活音に気を付けなくてもよいし、ゆっくりと過ごすことができた。
体調も無事よくなり、結婚し、また実家を離れた。出産の里帰りでまた実家で過ごすことになったが、そのころにはもうここが実家であるという愛着もわいてきていた。

今では子供と一緒によく実家に遊びに行く。私にとっても子供にとっても、この家が懐かしく楽しい実家になった。